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【約束の地】北海道・夕張映画祭ルポ(下)「若手の登竜門」存続に喜び (1/3ページ)
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■長編コンペも復活目指す
「映画祭はこれまで17年間にわたり“若手映画人の登竜門”という役割を担い、歴史を築いてきた。それを途絶えさせてはいけない」
復活した今回の映画祭オフシアター・コンペ部門で審査委員長を務めた犬童一心監督は、取材部屋の市民会館事務室でこう語気を強めた。「若手のレベルは確実に上がっている。今年もいい作品がひしめいて、見るのが楽しみ。では、また今から審査なので…」。意気揚々と上映会場へ戻る犬童の後ろ姿に、映画祭復活を誰よりも待ち望んでいた若手映画人たちの姿が重なった。
犬童自身、8年前の修行時代、この映画祭で見いだされた“ゆうばりOB”の一人だ。その後、力作を撮り続け、今の邦画界を支える主軸の一人に成長した。開会式のあいさつで彼は照れながらこうあいさつした。「“ゆうばり”のおかげで今の私がある」

