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【約束の地】北海道・夕張映画祭ルポ(上)「第二に故郷に恩返し」 (2/2ページ)

2008.3.27 08:25
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「僕の彼女はサイボーグ」のクァク・ジェヨン監督(右端)と山本又一郎プロデューサー(左端)。綾瀬はるかと小出恵介も駆けつけた「僕の彼女はサイボーグ」のクァク・ジェヨン監督(右端)と山本又一郎プロデューサー(左端)。綾瀬はるかと小出恵介も駆けつけた

 市民の手による映画祭復活が決まると、山本はすぐに同作の出品を申し出た。「新作を手に夕張に戻れた。ここは私の故郷です」。6年前に夕張で認められたことで映画監督としての自信を取り戻せたと公言するクァクは感慨深げに語った。

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 「夕張を第二の故郷」と語る海外の映画人は少なくない。彼らは映画祭の復活を聞きつけ、すぐに行動を起こした。

 6年前のヒット作「少林サッカー」を監督、主演した香港のチャウ・シンチーは新作「ミラクル7号」の上映会に今月廃校された幌南小学校の全児童25人を招待し、「人生辛いこともあるが、元気と勇気を出してがんばって」とビデオメッセージを送った。

 韓国の人気俳優パク・シニャンは急きょ前夜祭に駆けつけた。特別上映された彼が主演する「約束」は、日本での配給が決まらない中、10年前の同映画祭で公開された。この日本初上映の機会を与えてくれたことに感激した彼は「いつか恩返ししたかった」と上映前の舞台で頭を下げた。この後、会場を去ったはずだった彼が上映後、再び会場に現れた。

 「映画のタイトルと同じく私はみなさんとの『約束』を果たすことができました」

 会場は温かい歓声と拍手に包まれた。国内外の映画人やファンが、なぜ“ゆうばり”に魅せられ、また戻って来るのか、その理由が理解できた。

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 市の財政破綻(はたん)で2年前、中止が決定した「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。海外の映画人からも愛されてきた映画祭の火を消すまいと、市民らでつくるNPO「ゆうばりファンタ」が復活にこぎつけた。23日まで開催された“新生ゆうばり映画祭”をリポートする。(戸津井康之)

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「僕の彼女はサイボーグ」のクァク・ジェヨン監督(右端)と山本又一郎プロデューサー(左端)。綾瀬はるかと小出恵介も駆けつけた
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