ニュース: エンタメ RSS feed
【人、瞬間(ひととき)】あの日 タレント・小池栄子さん(27)(上) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:TV番組
人生変える恋の始まり
平成13年12月9日。日付もはっきり覚えている。場所は大阪市中央区の大阪城ホールだ。東京生まれで東京育ちの自分にとっては縁もゆかりもない土地だった。おまけに好き好んでやってきたわけでもない。だから、思ってもみなかった。よもや人生を変える恋が始まるなんて。
誰だってそう思うに違いない。むさ苦しい男どもの野太い歓声が地鳴りのように響き渡り、リングでは血まみれの男が汗を飛び散らせ、激しい殴り合いを続けている…。
ロマンチックという言葉とは対極。そう。そこはプロレスの試合会場なのだった。
「プロレスなんて何の興味もないスポーツでした。というより、好きか嫌いかと聞かれれば、むしろ嫌いでしたね」
◇
彼女を誘ったのは、プロレスラーの橋本真也だった。「たまたまバラエティー番組でご一緒させていただくことになったんですが、私のことを気に入ってくださって、試合に誘ってもらったんです」
当時のマネジャーがプロレスの大ファンで、いつの間にか観戦の話が進んでいた。橋本の率いるプロレス団体「ゼロワン」の大会。初めて見るプロレスの試合に、小池は最初から「ドン引き状態」だった。「とにかくワーワー、ギャーギャー、うるさくて…」。リングに上がってきたその男の第一印象も「カッコ付けて、何?」。
ところが…「試合を見始めてから6、7分過ぎたころだったと思います。気づいたら、大声を張り上げて彼のことを応援していたんです、私」。
試合終了後には、控室に押しかけた。プロレスラー、坂田亘(35)との出会いだった。

