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ミナミから映画館消える シネコンの波に押され 『千日前国際シネマ』など3館休館へ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:映画
映画館興行発祥の地とされる大阪・ミナミからついに「映画館」が消える。60年超の歴史をもつミナミの老舗映画館「千日前国際シネマ」など3映画館が3月いっぱいで休館する。シネコンの進出でミナミからの映画館撤退が続く中、「最後の砦(とりで)」だった3館では、有志がファンクラブを結成してまで存続を働きかけたが、実らなかった。
3月いっぱいで休館するのは「千日前国際シネマ」(676席)、「千日前国際劇場」(809席)、「千日前国際地下劇場」(286席)の3館。60年以上の歴史を持ち、石原裕次郎や吉永小百合らも舞台あいさつに訪れたことがある老舗映画館だが、経営難のため今月末で休館を決定。ミナミにはシネコン3施設が残るだけとなる。
国際シネマでは、劇場を守ろうと今年1月に結成されたファンクラブ「千日前シネマ倶楽部」が企画した「名作映画まつり」を開催中。年配の男性が目立ち、スクリーン内に映る若き日の京マチ子や若尾文子の姿を喜んだ。だが、昔懐かしい映画の企画も、実は「映画館経営の厳しさ」の裏返し。国際劇場では、他館での上映がすでに終わった洋画を上映している。

