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「渡る世間は鬼ばかり」 時代を映して19年目 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:TVドラマ
平成2年の放送開始から今年19年目を迎えるTBS系人気連続ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の第9シリーズが4月3日からスタート(木曜後9・0、初回は2時間スペシャル)する。原作者の橋田壽賀子とプロデューサーの石井ふく子が新シリーズに賭ける意気込みを語った。(松本明子)
「2人合わせて160ウン歳ですからねえ。こんなに仕事してるのないわよねえ、ハハハハ」と甲高い声を張り上げる橋田に石井は苦笑いだ。
19年前、2人でタイ旅行に出かけた。そのときの打ち合わせで生まれたドラマが「渡る世間−」。「1回で終わると思っていた」(橋田)作品が19年も続いてしまった。岡倉大吉と5人の娘たち、そしてその家族の生活を追いながら、日々の暮らしの中で抱える問題を描いていく。
そこにあるのは仕事、恋愛、結婚、子育て、老後といった身近な題材ばかりである。春を迎えた中華料理店「幸楽」に今回はどんな出来事が待ち受けているのだろうか。
「私のドラマは時代を映す。時代が書かせてくれるんです。ですから新聞は隅から隅まで読みます。最近では食料品偽装にまつわる内部告発の話や団塊の世代のおやじバンドの話題など、これらのこともドラマに生かしていきたいと思っています」と橋田。
一方の石井は「この10年の間で世の中は随分と変わってきた。ただいま、おかえりというなんでもない言葉が今聞かれない。それを橋田さんのドラマは振り向かせてしゃべらせてくれる」。

