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【NHKドラマ】「坂の上の雲」 東郷役に渡、思い新た
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NHKで来年秋から第1部の放送が予定されている司馬遼太郎原作のスペシャルドラマ「坂の上の雲」(脚本・野沢尚)。先月には、ロシアでのロケを終え、順調に制作が進んでいる。連合艦隊司令長官だった東郷平八郎役には、渡哲也の起用が決まり、ロケ地の神奈川県横須賀市で、りりしい軍服姿を披露した。
ロケが行われたのは三笠公園に展示されている日本海海戦当時の連合艦隊旗艦「三笠」。この日は、三笠を、明治24(1891)年に親善訪問と称して来日した清国の軍艦「定遠」に見立て、招待を受けた東郷と後の参謀、秋山真之(本木雅弘)が見学をするという場面を撮影した。
東郷役について渡は「亡くなった野沢さんに『渡さんにやってもらいたい役がある』といわれたことがあった。今から思うと、ああ、この話だったなと。野沢さんの思いに答えられるような演技ができればと思います」と作品との因縁めいた関係を振り返った。
海軍士官の軍服に身を包んだ渡と本木は、今回が初の共演。
「渡さんのようにキャリアがあり、人格的にも大きな方と仕事をするのを楽しみにしていた」
初めて会ったときは、原作で秋山が東郷に初めて会ったときのように「瞬時に深い信頼感のようなものを感じた」という本木に、渡は「こんなに褒めてもらい、穴があったら入りたい」と照れ笑い。本木については、「眼光の強さ、凛(りん)としたところに品格を感じた。3年間、力を合わせて緊張感のある現場をもっていきたい」と返礼し、早くも強い信頼関係ができていることをにじませた。
「坂の上の雲」は、近代国家へと成長する明治の日本と、時代のうねりの中で奮闘した若者たちの青春群像を描いた長編小説。第2部は平成22年秋、第3部が23年秋に放送が予定されている。

