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【私が見た 映画「明日への遺言」】元首相・中曽根康弘さん
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復員軍人の1人でもあったので、岡田中将の考えや行動を自分の目で確かめ、教えを受けたい、そういう思いで鑑賞した。深く、痛烈で、深刻な感動を受けた。昔の言葉だと「滅私奉公」。つまり岡田中将は、部下を救うために自分が犠牲になることをいとわなかった。むしろ喜んで自ら死へ赴いていった。上に立つ者の心構えや責任感、さらには部下への愛情を示された。日本の軍人にそういう方がいたということと同時に、日本人として祖先が持っていた尊い魂や精神にも改めて気付かされた。映画としても立派な芸術作品だ。おそらく、今年もっとも傑出した邦画といわれるようになるだろう。
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B級戦犯として軍事裁判に臨んだ岡田資中将の戦いを描く。小泉堯史監督、藤田まこと主演。公開中。

