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【週末読む、観る】無垢な笑顔に魅了され 映画「裸足のギボン」
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デビューして18年、多彩な役柄を演じ続ける韓国の俳優、シン・ヒョンジュン。日本では「天国の階段」「輪舞曲−ロンド−」といったテレビドラマでおなじみだ。その彼が「裸足のギボン」で実在の人物、重度の知的障害者でありながらマラソンランナーとして活躍するオム・ギボン氏を巧演している。
ギボンは40代なのに、知能は8歳で止まったまま。村一番の孝行息子で、大好きな母親(キム・スミ)と暮らしている。ある日、ひょんなことからマラソン大会に出場し、その隠れた才能を見いだされる。
韓国KBSテレビがドキュメンタリー番組でギボン氏を紹介し、それを見ていたシンがクォン・スギョン監督に企画を持ち込んだ。「とてもみすぼらしい食卓にお母さんとギボンさんがいて、感謝しながらお祈りを捧(ささ)げている姿に感動した」のだという。
しかし、ただの物まねになるのを避けるため、本人とはあえて一度も会わなかった。キャスティングもギャラの交渉もシン自ら行い、2年間この作品にのめり込んだ。
「母親に対する愛情、感謝しながら生活すること。この2つを学びました。映画が公開された後、ギボンさんに初めて会いましたが、本当に母親思いの純粋な人でした。僕も4カ月演じていて、とてもすてきな笑いジワができました」と話している。
3月8日からの東京・銀座シネパトスを皮切りに、全国順次公開。

