ニュース: エンタメ RSS feed
【落語】創作噺10作品を本に 三遊亭白鳥
このニュースのトピックス:伝統芸能
落語家の三遊亭白鳥が、自作の落語台本10作品を収録した『砂漠のバー止まり木』(講談社・1500円)を出版した。白鳥は同世代の春風亭昇太、柳家喬太郎、林家彦いちと落語ユニット「創作話芸アソシエーション(SWA)」を立ち上げるなど、自作の創作落語で活動し、若い世代を中心に幅広いファンを持つ。
収録された10作品は、白鳥が寄席などで演じているもので、貧乏学生と外国人留学生が歌舞伎町のクラブで豪遊をたくらむ「青春残酷物語」、旅芸人の親子が迷い込んだ山荘で恐怖の体験をする「腹ぺこ奇談」、弱小動物園の動物たちが園の存続をかけて奮闘する「任侠(にんきょう)流山動物園」、タクラマカン砂漠の真ん中にぽつり一軒あるバーで繰り広げられる「砂漠のバー止まり木」など。奇想天外なストーリーで、会話を主体にした短編小説集としても楽しめる。
「僕はもともと物書きのほうに進みたかった人間。自作の落語をいずれ活字にしたいと思っていた」と白鳥。
「落語ブームといわれているけれど、落語を生でみたことがないという人はまだまだ多い。古くさいものというイメージがあるかもしれないけれど、この本をきっかけに落語会に足を運んでくれるお客さんが増えたらうれしいですね」(栫井千春)

