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【邦画】「ラブ&ピース」信じますか (2/2ページ)
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舞台は東京の近郊都市。子供から老婆まで、40人以上の登場人物が演じるエピソードが交錯する。「ホントらしくウソをやるのが映画だけど、あえてウソっぽくホントの話をしたかった」と村松監督。それぞれの場面は喜劇的で、笑って楽しめる。だけど時折、そのゆがみ具合にヒヤリとさせられる。
例えば、コンビニで万引がばれたあげくに放火してしまう女子高生グループ。事件の転がり具合や心理描写がリアルで、今の世の中なら、実際に起きても…と思えてしまう。
村松監督は「消費という発想が好きじゃない。創造的活動であるはずの映画でさえ消費になってしまっている」と話す。
「純愛、スポ根、懐古系…いいですけど、『いいよなぁ』と、もう知っていることを再確認するだけ。いま、僕らはどうすればいいのかという問いに向き合っていないように思えるんです」
ちょっとがんばらなきゃ…と思わせてくれる、骨太の社会派コメディー。全国順次公開予定。
(篠原知存)

