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映画も人生も人との出会い 映画「いつか眠りにつく前に」ラホス・コルタイ監督に聞く (2/4ページ)
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上流社会の別荘で繰り広げられる恋。回想シーンに登場するニューポートの海岸が美しい。しかし、全編どちらかといえば内省的な映画。「ほとんどベッドで演じることになる主役アンの存在感が映画の核。だからヴァネッサのキャスティングは重要だった」
監督はいまでも最初の面会の緊張を思いだす。「彼女は約束のホテルにとても地味な服装で現れた。女優というものはたいていクイーンのような振る舞いをするものだ。一瞬驚いたが、実は彼女はすでに役柄の老女に溶け込もうとしていたんだ。がんの痛みをどう演じたらいいか。具体的に質問攻めにされ、映画の成功を確信したね」
あとのキャスティングはとんとん拍子。アンの親友役にメイミー・ガマーが抜擢(ばってき)され、その晩年を実母のメリル・ストリープが演じることになった。レッドグレイヴの娘ナターシャ・リチャードソンは、病床で母親を見守る娘役に登用された。


