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【人、瞬間(ひととき)】あの人 女優・宮崎美子さん(49)(下) (1/2ページ)
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■「仕事は幸せを配ること」
仕事をしていく上で、人との出会いほど大切なものはない。
北京五輪で金メダル獲得を目指す野球の日本代表監督、星野仙一は、いつも気になる存在だ。平成6年、全国の職人さんたちを紹介するNHKの番組「にんげんマップ」で一緒に司会を務めた。
「選手に鉄拳制裁する人と聞いていたので、最初は怖くてドキドキ」
収録のとき、スタジオの時計が狂っている、と星野がスタッフに注意したことがあった。2度目。怒鳴り声が飛んだ。
「人を注意するのはかなりエネルギーがいるじゃないですか。すごい人だなと思いました。とにかく曲がったことがお嫌いで愛情深い。すてきです」
父親の影響で、幼いころから阪神ファン。だから、星野が阪神の監督になったときは小躍りした。「キャンプ、行っていいですか?」「おおー、来い!」。気さくに返事してくれた。「うまくおねだりして(笑)」リポーターの仕事をもらい、高知・安芸キャンプを取材したそうだ。
「昨年暮れ、同じスタジオにいると聞いて、ファンのように“出待ち”しました。久しぶりに再会して、新しくなっていた携帯電話の番号をゲットしちゃいました」と無邪気に語る。
影響を受けた人は、まだいる。ドラマなどで共演している女優の加賀まりこ。この人も一見怖い。仕事ではしかられてばかりだったが、くしくも誕生日が同じと判明。「私たちはね、強い星の下に生まれてんのよ」と言われた。ちょっとした言葉に勇気をもらう。

