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【人、瞬間(ひととき)】あの水着 女優・宮崎美子さん(49)(上) (2/3ページ)
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大学3年生だった。最初に水着を見たのは、赤坂の広告代理店で。サイパンの海へ行って、これを着て…。説明されながら「どうせ私は使われないだろうな」と思っていた。
「だって、ほかにモデルの人もいて、私が一番スタイル悪かったし、計算間違いでダイエットにも失敗してたし」
大学で新体操部に入りダイエットに成功。ところが、満足して少々油断し、リバウンドしてしまっていた時期だったらしい。だが、ふくよかなボディーが注目されたわけだから、世の中わからない。
「才色兼備の女子大生タレント登場!」と騒がれた。だが、当時は就職氷河期。本人は「就活」のことで頭がいっぱいだった。学校の成績は小、中、高と常にトップクラス。大学では法文学部へ進み、就職先は地方公務員かマスコミを志望していた。
「カメラの会社に入社させてもらえるような話もありました。テレビドラマの話もいただいて、系列局にでも入れてもらえるかしら…とか、いまから思うとずうずうしいことを考えてましたね。何もできない素人なのに、プライドだけは高かったような」
苦笑する。結局は女優の道を選んだ。在学中に昼の連続ドラマ「元気です!」に主演し、続いて「2年B組仙八先生」に出演。卒業後、本格的に女優活動をスタートさせる。ただ、CMの“呪縛(じゅばく)”からはなかなか逃れられなかった。
「吹っ切れたのは、そう、20年後ですね」


