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映画監督の市川崑さん死去 (3/4ページ)
映画監督・岩井俊二さんの話
「おつかれさまでした。ありがとうございました。天国に行ったらきっと(妻の)夏十さんに会えるんですね。いつまでも仲むつまじいお二人でいられることでしょう。でもいつか、もし生まれ変わって戻ってきたら、また映画作ってください」
映画評論家・品田雄吉さんの話
「映画一筋で、映画を作ること以外に趣味はないと言っていた。コメディー映画が好きで、ユーモアのあるとぼけた人柄は親しみやすかった。一昨年の東京国際映画祭で、『犬神家の一族』が完成したばかりの監督と会ったのが最後になった。黒澤明賞の審査委員長として監督の受賞を発表したが、車いすでも元気そうにしていた。奥さん(脚本家の和田夏十さん)が亡くなってからは寂しかったのだろう。次回作の予定もあると聞いていただけに残念だ」
映画評論家・白井佳夫さんの話
「日本映画の一つの時代を作った特異な人だった。こういう映画を作る人はもう出てこないだろう。アニメや人形劇を原点とし、初期には『プーサン』など異色の映画を作った。その後、横溝正史の『金田一耕助シリーズ』で一大ブームを作り、大きな偉業を残した。わたしがキネマ旬報の編集長を務めていたとき、対談の内容をゲラの段階で大幅に変更するなど、他の監督には見られない大胆でこだわりのある人だった」
俳優・石坂浩二さんの話
「どう言葉にすればいいのか、何をすればよいのか、ただうろうろしています。あまりに多くのことを教えていただきました。思い返すにも、頭の中が乱れるばかりで、40年近く、さまざまな方に力をいただき、ここまで来たのですが、その中でも市川監督は人間として、役者として、映画人として、どうあるべきかを教えていただきました。ご恩返しが何もできぬままに、こう突然にお別れしなければいけないのは、ひたすら口惜しく悲しいばかりです。お悔やみの言葉も浮かびません。どうしても浮かんでこないのです。ありがとうございました。こんな陳腐なお礼の言葉が胸にこだまするばかりです」







