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孤独に悩む女性へ ひとつの答え 映画「アドリブ・ナイト」原作者・小説家 平安寿子さんに聞く (2/3ページ)

2008.2.12 17:37
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「ある時、何を書いたらいいのか全く分からなくなってしまって。編集者に相談したら『読者は1ページ目からどこかに連れて行ってほしいんですよ』と。だったら、1行目からヒロインがどこかに連れて行かれちゃうような物語にしようと思った」と語る映画「アドリブ・ナイト」原作者の平安寿子さん(栗橋隆悦撮影)「ある時、何を書いたらいいのか全く分からなくなってしまって。編集者に相談したら『読者は1ページ目からどこかに連れて行ってほしいんですよ』と。だったら、1行目からヒロインがどこかに連れて行かれちゃうような物語にしようと思った」と語る映画「アドリブ・ナイト」原作者の平安寿子さん(栗橋隆悦撮影)

 表情の少ない難しい役どころのヒロインを演じたのはドラマ「春のワルツ」でブレークしたハン・ヒョジュ(20)。

 一夜の騒動の中で、女性は見失っていた自分の輪郭を取り戻していくのだが、映像は終始淡々としていて、ここぞという見せ場がはっきりしない。髪はボサボサでノーメイク。それでもはかなげで美しい彼女の存在感は圧倒的だ。平さんは「ものすごく表現の幅の狭い中で繊細な演技ができる。とても頭のいい女優」と評した。

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 喧噪(けんそう)の中で、ふと孤独を感じる。出会いに救いを求め、自暴自棄になったりもして…。そんな主人公の姿に、思わず「その気持ちわかるなあ」と共感してしまった。軽快な文章で、女性の悲哀をユーモアに描く小説家として人気を集めてきた平さんは、現代女性の共通点をこう話す。

 「他人との距離の取り方が分からない。孤立感を感じ自分の状況を変えたいと思っているけれど、どうしたらいいのか分からない。これは、日本も韓国も関係なくこの時代を生きる20代女性の共通なのかも。自己認識が低く、殻の破り方が分からない。若いが故の甘さもある」

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「ある時、何を書いたらいいのか全く分からなくなってしまって。編集者に相談したら『読者は1ページ目からどこかに連れて行ってほしいんですよ』と。だったら、1行目からヒロインがどこかに連れて行かれちゃうような物語にしようと思った」と語る映画「アドリブ・ナイト」原作者の平安寿子さん(栗橋隆悦撮影)
【シネクラブ】「アドリブ・ナイト」(イ・ユンギ監督、平安寿子原作)  2月9日公開(提供写真)
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