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【週末読む、観る】◇土曜映画館◇「結婚しようよ」 (1/2ページ)
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三宅裕司は「サラリーマン専科」シリーズなど、平凡な男を人間くさく演じてきた。公開中の「結婚しようよ」は、これまで以上のハマリ役。クライマックスでは感極まり、涙声になったという。
香取(三宅)はフォークシンガーになる夢をあきらめ、平凡なサラリーマンに。52歳となった今、妻(真野響子)や娘たち(藤澤恵麻、AYAKO)との夕食が何よりの楽しみだった。ところが、長女に恋人ができ…。
30年来の吉田拓郎ファンである佐々部清監督が、拓郎の同名ヒット曲をモチーフに家族の絆(きずな)を描きだす。
三宅は「自分と重なる部分が非常に多かった。家族構成がまず似ているし、僕は喜劇役者を目指していたんですが、その夢をあきらめなかったために、結婚まで女房を9年も待たせてしまった。その分、香取と同じように家族を思う気持ちが強い」と話す。
ギターを弾けること、この映画を通じて拓郎ファンになること。それが監督からの注文だった。中学時代からバンドを組み、ベンチャーズのコピーをしていたから、前者は軽くクリア。だが後者は、神田生まれの江戸っ子にとって難題だった。

