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【落語】桃月庵白酒 軽く明るく滑稽噺追求 (1/2ページ)
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このところ、寄席に若い力が台頭しつつあると感じるのは、勢いのある若手真打ちの高座に出合う確率が高くなったからだろう。平成17年に真打ち昇進した桃月庵白酒(とうげつあんはくしゅ)もそのひとり。和菓子屋さんみたいな名前だが、江戸時代から続く高座名で三代目。東京・お江戸日本橋亭で開いた独演会「白酒ひとり」(1月31日)で芸達者なところを見せてくれた。
遊郭(ゆうかく)通いが過ぎて父親に外出禁止を言い渡された若旦那が登場する「干物箱」。若旦那が自分の声色が得意な貸本屋に身代わりを頼むことを思いついて物語が急展開する。脳天気なたくらみは失敗するのだが、そんな行動を「人間ってそうだよなぁ」と苦笑しながらも認める演者の目線の温かさが客席に伝わる。

