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【週末観シュラン】古典 「積恋雪関扉」
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2月の歌舞伎座公演の昼の部は4つの演目ともに江戸、鎌倉ではなく、都(京都)が舞台。その一つ「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」は、京都と大津を結ぶ逢坂の関での出来事が描かれる。
天下を狙う大伴黒主(中村吉右衛門)が関守に身をやつして柴を苅るところに小野小町(中村福助)が現れる。小町は庵を構える良峯少将宗貞(市川染五郎)に会いに来たのだ。周囲は雪の銀世界。が、庵の小町桜が満開という不思議な設定は、何やら不気味な雰囲気を漂わせる。
天明4(1784)年初演で、天明歌舞伎のおおらかさがあふれる作品。「六歌仙」という謎の多い歌人たちの逸話のおもしろさ、吉右衛門、福助が見せる所作事(舞踊)の優雅さが見どころになる。
25日まで、東京・東銀座の歌舞伎座。(誠)
☆都風流度97☆

