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俳優・松重豊さんに聞く(下) 「役者の原点」落語で痛感 (1/3ページ)

2008.2.7 15:26
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松重豊さん松重豊さん

 国分太一さんとの競演で「毎日映画コンクール」の男優助演賞を獲得した「しゃべれども しゃべれども」をはじめ、映画やテレビで大活躍の俳優、松重豊さん(45)。落語家が主人公の作品に続けて出演し、古典落語の世界に浸ったことで、「役者の原点」を改めて痛感したという。前回(6日付)に続き、松重さんに“役者道”を聞いた。(伊藤俊祐、堀口葉子)

 ≪NHKで現在放映中の連続テレビ小説「ちりとてちん」では、貫地谷しほりさんが演じる「青木喜代美」の父親で塗りばし職人、「和田正典」役を熱演中だ≫

 「脚本を手掛けられた藤本有紀さんからの指名で、キャスティングされました。藤本さんとの仕事は初めて。これまで、日常的な父親像を演じたことは、あまりありませんでしたが、『よくぞここまで、私の本質を見抜いてくれた』というのが率直な感想です。ドラマでは松重豊がどういった父親であるのかを、台本に沿って演じているような感じです。今では自宅に帰るのとドラマのセットに戻るのと、全く同じ感覚。ストレスもありません」

 ≪「しゃべれども しゃべれども」も「ちりとてちん」も題材は落語。しかし、両作品ともに、松重さんが落語を語る場面はない≫

 「ちりとてちんには落語家の桂吉弥さんが出演。徒然亭草原役を演じています。役では高座に上がるとかんでしまうキャラクターですが、実際の吉弥さんの落語は本当に上手。私自身、熱烈な吉弥さんのファンです。先日、吉弥さんと桂米朝さんが演じた「たちぎれ線香」を聞き比べましたが、一言一句変わらないのに演じる人によって笑うツボ、ポイントが変わってくる。本当に奥深いですね」

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松重豊さん
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