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俳優・松重豊さんに聞く(上) 常に新しいことに挑む姿勢 (1/3ページ)
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現在放送中のNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」で、ヒロインの父親役を演じるなど、一気に注目度が高まっている松重豊さん(45)。昨年、映画13本、ドラマ9本に出演。悪漢からコミカルな役まで演じ分ける役者だ。このうち、修業中の落語を軸に、世代を超えた不思議な友情を描いた映画「しゃべれども しゃべれども」が昨年の邦画の話題作となり、13日には「毎日映画コンクール」で男優助演賞を受賞する。“名脇役”の風格もみせつつある松重さんの魅力に、きょう、あす2回にわたって迫った。(堀口葉子)
≪昨年5月公開の「しゃべれども しゃべれども」で、解説下手で無口な元プロ野球選手「湯河原太一」役を、最小限のせりふと豊かな表情で熱演。毎日映画コンクールでは主演で二ツ目の落語家「今昔亭三つ葉」を演じた国分太一さんが、男優主演賞を受賞している≫
「思いもよらない受賞に、驚いています。主演の国分さんとともに受賞しましたが、助演は主演をサポートしてなんぼなので、その意味でも評価をいただいたと思っています。あと、平山秀幸監督は、自分の考えの枠に役者を押し込めず、ご自分の考えをぼくらに提示しながら、役者の自然な姿を生かしてくれる。つまり、ドキュメンタリーのように撮るんですね。新たな力を引き出してもらった、と感謝しています」

