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【演劇】障害者とともに作る舞台
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障害者と一般の俳優が同じ舞台上に立つ、劇団こふく劇場プロデュース公演「隣の町」(永山智行作・演出)が9、10日、東京・丸の内の明治安田生命MY PLAZAホールで行われる。昨年、宮崎県内で上演されて好評を博した作品で、障害者の参加による舞台芸術表現の可能性を探る新しい試みだ。
ある地方駅の待合室で起こる、人と人との出会い。結婚を間近に控えた上野恵一が会ったのは、幼くして亡くなった妹だった。不思議な出会いを含む物語だが、実は彼が見た幻の駅だったという設定。添乗員に率いられた団体客として、観客(約20人)も舞台に上がることになっている。
宮崎で演劇活動を行う永山が10年ほど前に書き下ろした作品で、障害者の活動を支援するプロジェクトとして、昨年2月、今回のバージョンが上演された。主役の恵一を車いすに乗る和田祥吾、クロスワードをする少女を知的障害のある森菜都子が務めて、オーディションで選ばれた障害者の生き生きした舞台姿が話題を呼んだ。
「障害者も含めて真っ正面から演劇に取り組むことで、新しい表現を追求したい。彼らの発語や身のこなしなどから、即興性が生まれるのでは」とエイブル・アート・ジャパンの太田好泰事務局長。今回は和田、森ら6人の障害者が参加。俳優は宮崎で活動するメンバー中心で、青年団の山内健司が特別出演する。
9日は午後6時、10日は同1時開演。また、10日午後3時から、シンポジウム「エイブルアート・オンステージを通して考える、舞台の可能性・劇場の役割」も開催される。問い合わせは(電)03・3364・2140。

