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米アカデミー賞 有力作、目立つ残虐シーン (2/2ページ)
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米SF大作「アイ・アム・レジェンド」のフランシス・ローレンス監督は「戦時下のいらだつ米の雰囲気を象徴しているのでは」と見る。一方、中米合作の官能サスペンス「ラスト、コーション」のアン・リー監督は「趣味趣向が分散し、人々の集中力が弱まる中、セックスや暴力がたやすく人々の興味を引きつけるのも事実」と話す。
ただ、最近の暴力シーンはスタントではなく、CGが多様されているのも事実。米SFファンタジー大作「ライラの冒険 黄金の羅針盤」のクリス・ワイツ監督は「『イースタン−』などの暴力場面はCG(コンピューター・グラフィックス)を多用している。生身の人間の痛みを伝えるこうした場面が実は架空のもので、真の暴力の怖さを伝えていないのは問題」と冷ややかだ。
ロサンゼルス在住の映画評論家、アンゲラ・ツィーロフさんは「訴訟系サスペンス『マイケル・クレイトン(邦題フィクサー)』なども追い上げており、残虐描写系作品がどこまで評価を高めるかは未知数」と予想している。