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米アカデミー賞 有力作、目立つ残虐シーン (1/2ページ)
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今月24日(日本時間25日)に発表・授賞式を行う予定の米最大の映画の祭典アカデミー賞に向け、ハリウッドでは賞レースが本格化しているが、今年度は激しい暴力描写や流血場面、性描写が多い犯罪系映画が有力作に目立つ。「戦時下でいらつく米の雰囲気の象徴」「人々の興味を簡単に引ける」といった見方も出ている。(岡田敏一)
先ごろ発表されたアカデミー賞の候補作「イースタン・プロミセズ(原題)」▽「ノーカントリー」▽「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」▽「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」−の4作品は、激しい銃撃戦や露骨な性描写、流血シーンをふんだんに盛り込んでいる。
主演男優賞候補作「イースタン−」ではサウナでナイフを振り回す刺客との全裸での大立ち回りなど過激シーンが次々に登場。作品賞など最多8部門で候補となった「ノーカントリー」も、連続無差別殺人鬼が圧搾空気銃で何の罪もない人々を撃ち殺す話。「スウィーニー−」もジョニー・デップの演じる理髪師が家族を奪った男たちにカミソリを手に復讐(ふくしゅう)。「ゼア・ウィル−」も終盤、激しい暴力描写が。
暴力や性描写はもちろん、喫煙場面に至るまで、映像表現には神経質な米だけに、賞レースに絡む重要作で血しぶきや銃弾が飛び交う残虐系作品が集中するのは珍しい。