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自分と重なる役柄…思わずグッときた 映画「結婚しようよ」主演 三宅裕司さんインタビュー (2/2ページ)
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話が深刻めいてくると、笑いを提供して場を明るくする話術はさすがとしか言いようがないが、俳優としては重きを置いてきたコメディーの視点から離れて、いかにリアリティーのある演技ができるかを考えた。
映画の挿入曲は20曲すべてが吉田拓郎の作品。クライマックスでは、卓が数十年ぶりにギターを握り、「結婚しようよ」を熱唱するはずだった。ところが、撮影ではカメラが回り始めてまもなく三宅さんが泣き出してしまい、まったく歌にならなくなってしまった。
「サビに行ってから泣くって監督と約束してたのに、(歌い出して間もない)『古いギターをボロンと鳴らそう』って歌詞のところで、もう、グッときちゃってね」
歌えない主役の代わりに、佐々部監督が機転をきかせて声を張り上げ、そのまま撮影が続けられた。仕上がった映像をみると、感極まる場面のはずなのに、なぜかほほえみたくなってしまうのは、三宅さんが醸し出す面白みなのだろう。
「最近は結婚に恐怖感を持っている人もいるみたいだけど、結婚ってこんなにすてきなんだって伝えられたらいいよね」
ちなみに三宅さんの奥さんは「今までのあなたの作品の中では最高」と太鼓判を押してくれたそうだ。
(文:片岡友理/撮影:栗橋隆悦/SANKEI EXPRESS)
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■みやけ・ゆうじ 1951年、東京・神田生まれ。明治大学卒業。79年に劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」を旗揚げ。映画のほか、TVやラジオなどで活躍する。大の音楽好き。妻の“天然ボケ”キャラクターは有名で、ラジオ番組「三宅裕司のサンデーハッピーパラダイス」(ニッポン放送)の天然ボケ談を募るコーナー「うちのマコさま」のモチーフにもなっている。


