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伝説のボクサー破天荒人生 映画「子猫の涙」森岡利行監督インタビュー (1/3ページ)
このニュースのトピックス:「SANKEI EXPRESS」から
実在のボクサーを描いた映画には「レイジング・ブル」や「どついたるねん」などの秀作が多い。主人公の栄光と挫折の生きざまが魅力的だからだ。1968(昭和43)年メキシコ五輪のボクシングバンタム級で銅メダルを獲得した伝説のボクサー、森岡栄治さん(1946〜2004年)の波乱に満ちた人生を映画化したのは、栄治さんのおい、森岡利行監督。脚本完成から映画化まで10年を要したが、「『人生はなるようにしかならへん』が口癖の叔父に励まされて完成にこぎ着けた」と語る。(伊藤徳裕)
森岡栄治さんは大阪市大正区生まれ。真正面から打ち合う典型的なファイタータイプのボクサーで、アマチュア時代の戦績は138戦128勝72KO。メキシコ五輪後にプロ転向したが網膜剥離(はくり)により71年に引退し、森岡ボクシングジムの会長を務め、2004年に食道がんのため59歳の生涯を終えた。
「私の父は、アホでスケベなエロおやじです」。映画は、女好きでけんかっ早いがどこか憎めない栄治(武田真治)の破天荒な人生を、小学生の娘・治子(藤本七海)の目を通してコミカルに描いていく。スナック勤めで生活を支えていた妻(紺野まひる)は愛想を尽かして子供2人を残して家出。愛人のホステス(広末涼子)と父子3人の奇妙な生活が始まる−。


