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【週末読む、観る】名脇役の運命やいかに!? 小日向文世インタビュー (1/2ページ)
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共演の生瀬勝久が笑いながら言っていた。「数字(視聴率)が取れる人をバーンと主役に置くドラマが多い中、どう考えてもコヒさん(小日向のこと)は…。これは僕にもチャンスが回ってきた。今回は試金石ということで、画期的なドラマ。でもコケたら、僕はバイプレーヤー(脇役)として生きていくことに決めます」
小日向自身も「ドラマの世界の人たちがかたずをのんで見ていると思いますよ」と認めるほど、周囲から大きな注目を集める中、ドラマは始まった。小日向文世、53歳。芸歴30年の名脇役が連ドラ初主演を果たした。
「睡眠時間が圧倒的に減った。主役の人はこんなに大変だったんだと実感しています。取材もたくさん受けますねえ。しんどいけど笑っちゃう。肉体的にはハードだが、精神的には充実している。自分を中心にカメラが回っているのも心地いいです」。主演の喜びをしみじみとかみしめているようだ。
ドラマはヒューマン・サスペンスで、死を決意した男が大事件に巻き込まれながらも再生していくという物語。サブタイトルの「世界一不運な男の、奇跡の11日間」でもわかるように、主人公の喜多善男、45歳はツイてない尽くしの小市民。その名の通り喜び多き善良な男のはずなのだが、なぜか不運続きだった…。「周りに振り回される、ある意味、道化のような存在。悲喜劇がこもった作品です」と話すが、どこか彼自身の身の上ともダブっているような。




