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日本文化の繊細さに感銘 ポーランドの映画監督 アンジェイ・ワイダさんインタビュー (1/4ページ)

2008.1.13 15:52
このニュースのトピックス「SANKEI EXPRESS」から
「日本人の心は内側から閉ざされていて、つかめないと誰もがいう。でも、私はなんとかそれをつかんだ」と語るアンジェイ・ワイダ監督=ワルシャワ市内の映画スタジオ(ワルシャワ=共同)「日本人の心は内側から閉ざされていて、つかめないと誰もがいう。でも、私はなんとかそれをつかんだ」と語るアンジェイ・ワイダ監督=ワルシャワ市内の映画スタジオ(ワルシャワ=共同)

 「地下水道」「灰とダイヤモンド」などで知られるポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダさん(81)。世界の巨匠の一人だ。芸術の道に進む出発点で出合ったのがニッポンだった。「実に繊細」と日本文化を賛美する一方、映画や文学に表れる独特の近代文明観に注目する。ワイダさんに聞いた。

 「ナチス・ドイツ占領下の1944年、小都クラクフにあったナチスの総督府がポーランド貴族の集めた膨大な日本美術コレクションを使って、展覧会を開いた。当時、私は17歳。ドイツの軍需工場に強制連行されかねない事情もあったが、危険を冒して見に行った」

 「その鍛錬し尽くされたような表現力には驚いた。当時、絵を描き始めていた私は、荒々しさを描き出すときにどう筆を抑えるか必死で学ぼうとしていた。北斎の描く大波に強い感銘を受けた」

 「何十年ものち、そのときの深い感動を日本の建築家、磯崎新(あらた)さんに話した。その磯崎さんが屋根を大波のようにデザインしてクラクフの日本美術館を建ててくれた。その屋根を見るたびに、日本美術との最初の出合いを思いだして感動する」

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「日本人の心は内側から閉ざされていて、つかめないと誰もがいう。でも、私はなんとかそれをつかんだ」と語るアンジェイ・ワイダ監督=ワルシャワ市内の映画スタジオ(ワルシャワ=共同)
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