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月例狂言公演、横浜能楽堂で“復活”

2008.1.8 08:27
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 戦後ほとんど行われていなかった月例(毎月1回)の狂言公演を今月から、横浜市西区の横浜能楽堂が開くことになった。第1回は13日で、大蔵流の山本東次郎らが出演。以後、毎月第2日曜日に開催する。

 能楽堂を使う公演は、能のシテ方主催が多く、狂言だけを上演する会は少ない。それでも戦前には定期的な会もあったようで、「父(二世東次郎)や祖父(三世東次郎)の時代には、うち(杉並能楽堂)で毎月開いていました。自分たちの舞台があるからできたことで、当時は弟子の数も多く、(民俗学者の)折口信夫さん、池田弥三郎さん、(作家の)山本有三さんらが観客で見えてました」と東次郎は振り返る。

 その後、衰退した狂言人口も、近年、次第に人気を取り戻している。現在では、約50人が第一線のプロとして舞台に立ち狂言師の数が増えたことで、今回の企画も可能になった。13日の公演は、東次郎が扇と傘を取り違える愉快な「末広」、山本則直は酒に酔った太郎冠者が活躍する「素袍落(すおうおとし)」を演じる。また、公演終了後、東次郎によるアフタートーク(お話)も予定されている。

 「毎月、初心者にわかりやすい狂言2曲とお話がつきます。料金も2000円と割安に設定しました」(同能楽堂)。今後は、野村万作らベテラン、野村萬斎、茂山逸平ら若手の人気狂言師も出演の予定。午後2時開演。問い合わせは(電)045・263・3055。

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