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【TOKYOの時代】(7)劇場ラッシュ エリアの魅力向上に一役 (3/3ページ)
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ステージ市場、堅調
ぴあ総合研究所(東京都千代田区)の「エンタテインメント白書2007」によると、2006年のステージ市場は、動員数が対前年比1・1%増の1821万人、市場規模が同3・0%増の1221億円と伸び、2000年以降堅調な推移をみせている。
市場規模の内訳は、「演劇」が同12・3%増の293億円と大幅に増加した。劇団四季の舞台「鹿鳴館」が演劇界で異例といえる6カ月のロングランを実現したことなどが寄与した。
「ミュージカル」は、同0・5%増の670億円。05年には「アレグリア2」などが市場拡大に寄与したが、06年は大型作品が不在だった反動がでた。とはいえ、市場としては堅調な推移を維持している。
そのほか、「バレエ・ダンス」は、芸術監督・熊川哲也率いるバレエ団「Kバレエカンパニー」の活躍などにより同6・8%増の101億円。「お笑い・寄席・演芸」は、テレビ番組のお笑いブームや落語ブームで寄席などにも観客が増え、同9・2%増の86億円。「歌舞伎・能・狂言」は、十八代目中村勘三郎ら大名跡の襲名披露興行が続いた05年の反動減で、同16・3%減の71億円となった。
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ロングランの夢が現実に
劇場が続々オープンする背景には、ステージ市場の伸びが絶対不可欠だ。その貢献企業の一社に、劇団四季(浅利慶太会長)を忘れてはならない。四季は1983年、当時の日本では夢の夢だったロングランに乗り出す。演目はキャッツ。新宿の高層ビル近くに劇場を建て、業界常識だった貸館(約1カ月ごとに作品を交代する形)とは違う無期限公演を成功させた。失敗を懸念する周囲の声をよそに夢に走った企業姿勢が今の劇場のにぎわいにつながっている。(L)