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中村中「白組でも良かった」 全力疾走の一年、紅白で締め (1/4ページ)
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昨年6月のメジャーデビューから1年半で、大みそかのNHK紅白歌合戦出場を決めたシンガー・ソングライター、中村中(22)。来年1月4日から7日までは、東京・豊島区舞台芸術交流センターで行われる音楽劇「牡丹燈籠」に主演する。全力疾走を続けた1年を紅白で締めくくり、新年は華やかな舞台で幕開け。その胸の内、希望、そして苦悩までを語ってくれた。(ペン・佐久間賢治 カメラ・大里直也)
澄んだ歌声と同じく、話す言葉も美しい。質問を受けるたび、じっくりと考え、ポツリポツリと“思い”を口にした。
「今年は1年の結び目まで仕事があって、そのまま新しい年を迎えられるので、やっぱりいいですね。私、働きバチでいたいんですよ。女王バチみたいじゃなくて。人に会うと元気になるタイプなんで、仕事に行くと救われ、ほぐされる。休みは必要ないんです」
昨年は、生物学的な性別と自分自身の性自認が一致しない「性同一性障害」をカミングアウトして話題になった。今年は持ち前の歌唱力で注目を集めた。CDはシングル3枚、アルバム2枚をリリース。そして紅白初出場が決定。NHKから発表があった後、携帯電話にメールが50件以上も届いたという。

