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イラク戦争扱った映画、興行的にはみな失敗
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【ワシントン=USA TODAY(アンドリュー・ドゥグランプル)】ハリウッドは今年、次々とイラク戦争をテーマにした映画を送り出したが、興行的にはことごとく失敗したようだ。
トム・クルーズ、メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード(兼監督)の共演で期待の高かった「ライオンズ・フォー・ラムズ」。しかし、批評家から「ストーリーに一貫性がなく、説教くさい」と一蹴(いっしゅう)され、興行成績も2500万ドル(約27億5000万円)に沈んだ。一方、トミー・リー・ジョーンズ主演の「イン・ザ・バレー・オブ・エラ」は批評家受けは良かったものの、670万ドルと大コケだった。
ドキュメンタリー映画「コンフロンティング・イラク」のロジャー・アロノフ監督は「ハリウッドは反戦映画がうけると思っている。しかし、それは誤解だ」と指摘する。
イラク戦争で妻を失った男が、その死をどう娘に伝えるかがテーマの「グレース・イズ・ゴーン」。ジェームズ・C・ストラウス監督は「ベトナム戦争の時とは時代が違う。人々は何かを告発するような映画を見たいとは思わない。私のテーマは戦争ではない。家族だ」と話す。
イラク戦争をテーマにした映画がうけない最大の理由は何なのか。ミシガン州立大のゲーリー・ホッペンスタンド教授(アメリカ学)は「イラク戦争は人々にとって、生々しすぎる。もう少し、時間が必要だろう」という。
(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.
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