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【劇場へようこそ】自由劇場

2007.12.20 15:40
このニュースのトピックス「SANKEI EXPRESS」から
劇団四季の専用劇場「自由劇場」の内観(上原タカシ撮影)劇団四季の専用劇場「自由劇場」の内観(上原タカシ撮影)

 日本最大の演劇集団「劇団四季」が創立50周年の2003年、主にストレートプレー(台詞(せりふ)劇)を上演するために開場。劇場名は、作家・小山内薫と歌舞伎俳優・市川左団次(2代目)が1909(明治42)年に興した劇団名にちなんだ。日本で初めて翻訳劇を上演し、新劇運動の出発点として知られる「自由劇場」である。

 「新劇運動は終わっていない。われわれが継承していく、という気持ちが込められている」と話すのは、四季の広宣部長、吉田智誉樹(ちよき)さん(43)だ。

 ともすれば観念的になりがちだった新劇を、原点に戻って市民の楽しみとして再生させる−。そのため、作品本位で自由な表現が可能になる劇空間にこだわっている。

 「舞台はベニヤが敷いてあるだけ。照明もスピーカーもない」という舞台機構は、逆に「作品ごとに、盆やセリを仕込み、最新機材を入れるので、ソフトがハードの影響を受けない」と吉田さん。照明などスタッフも、劇場付きでなく作品に付いて全国を動くので、支配人もいないという。

 24日からはシェークスピアの名作「ハムレット」が開幕する。1階最後列でも、舞台まで15メートルという緊密な空間こそ、究極の台詞劇を味わうのにふさわしい。(SANKEI EXPRESS)

       ◇

東京都港区海岸1−10−53 (電)03・5776・6730

最寄り駅 新交通ゆりかもめ・竹芝駅(徒歩3分)、JR浜松町(徒歩7分)

座席数  500前後(公演ごとに変わる)

料金   公演ごとに変わる

このニュースの写真

劇団四季の専用劇場「自由劇場」の内観(上原タカシ撮影)
劇団四季の専用劇場「自由劇場」の外観(上原タカシ撮影)
「新劇運動は終わっていない。われわれが継承していく、という気持ちがこめられている」と話す「劇団四季」広宣部長の吉田智誉樹さん(提供写真)

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