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清和文楽、伊の観客魅了 人形劇祭典に初参加
このニュースのトピックス:伝統芸能
熊本県山都町(旧清和村)に幕末から伝わる人形浄瑠璃「清和文楽」が、イタリア・シチリア島パレルモの人形劇の祭典「フェスティバル・ディ・モルガーナ(妖精の祭り)」に招待され14日、初演が行われた。祭典は毎年世界各国の人形劇を集めて開催されており、日本の人形劇の参加は初めて。
演目は「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」と「神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)」。公演は16日まで。
舞台には太夫の語りを翻訳したイタリア語を表示する電光掲示板も設置された。嫉妬(しっと)から女性が大蛇となって慕う人を追い川を渡る日高川入相花王や、瀕死(ひんし)の状態となりながら愛する武士を救おうと女性が太鼓をたたく神霊矢口渡のそれぞれの見どころが演じられると、約100人の観客は熱心に舞台に見入っていた。
観客の1人のフェデリコ・マローネさん(27)は「人形の動きが時に繊細で時に激しいのに驚いた。三味線の音色もエキゾチックで気に入った」と話していた。
清和文楽は約150年前、巡業で村を訪れた一座から人形を譲り受けたことから始まった。一地方に長く継承されてきたユニークさが注目され、招待を受けたという。(共同)
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