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【週末読む、観る】映画「椿三十郎」 織田裕二に聞く“20年目の挑戦” (1/2ページ)
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織田裕二が「湘南爆走族」で俳優デビューして20年。13日で40歳になる。その節目の年に「椿三十郎」が公開されている。黒澤明監督の痛快時代劇を、森田芳光監督がリスペクトを込めてリメーク。織田は三船敏郎が演じた主人公・椿三十郎に挑戦した。
「森田監督は僕がデビューしたころ、撮影所にポスターが張ってあった人。それからずっと映画一筋で来られている。そういう監督に“どうしてもオマエじゃなきゃ!”ってオファーされて、うれしかったですねぇ」
だが喜びもつかの間、黒澤印の重圧がどんときたという。
「聖域というか、神聖なものに手を触れるような罰当たりのプレッシャーが(笑)。黒澤監督の後期の作品は絵画のようなイメージが強いですからね。だけどこれは、エンターテインメントになっている。すごく面白かったし、何より人間ドラマなんですよ」
9人の若侍が藩の不正を糾弾しようとするが、あまりに拙(つたな)いやり方を見かねた椿三十郎が助っ人を買って出る…といったストーリー。
織田はクランクイン前に体重を増やしたりして、4番バッターのキャラクターを造形しようとしていた。ところが、現代のヒーローにしたい森田監督からの注文は1番バッターだった。


