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【シネクラブ】押井守監督「真・女立喰師列伝」公開間近 一問一答(1) (4/4ページ)
でも大体、こういうオムニバスって6本やると、結構、デコボコができて、2本ぐらい良くて、2本ぐらいまあまあで、残りの2本ぜんぜんダメとかなりがちなんですけど、今回に関しては割と粒がそろったというか、こういうの珍しいなと思うんですけど、それぞれの監督の自己主張がちゃんと出ているし、なおかつ全体としてひとつの作品としてみれるので、まあ立喰師というのは意外となんでも入っちゃうのかなと思いましたね。いろんな形式の映画を試すという意味でもオムニバスというのは、単に出ている人が違うのでなくて、映画の種類自体を変えるというか。SFもあれば、西部劇もあるとかね。そういうようなことでやれたのは、よかったかなと思いますね。
−−真・女立喰師列伝の3本目と4本目の間で、CMが入っていまたが…
押井監督 ぼくはインターミッションが好きだったんですよ。昔の映画はよくインターミッションがあったんですけれど、「アラビアのロレンス」とか。そういうインターミッションは今でも欲しいと思っているんですよ。最近は3時間とか、3時間半とかの映画がやたら多いんだけれど、1回も休み入らないじゃないですか。いつもつらいと思っていたので…。
短編映画6本見るっていうのは、お客さんも結構つらいですよね。「気分転換」というかね、ここらで一服というか、それでインスタントコーヒー(のCM)。ティータイムを入れようとしたんですが、ただお金がなかったんで(俳優を使えず)監督でやるしかなかった。「監督全員でなんとかしろ」と。美術さんに泣きついて(小道具の)インスタントコーヒーだけ作ってもらって、あとは全部、監督たちでね。存在だけでつくるしかなかった。ぼくが(カメラを)回したんだけど、2時間位だけど。その場でコンテ決めて、台詞は口伝えで。「なんか撮っちゃえ」と。お客さんにとっては、いいリズムで見れるんじゃないかと…。
一問一答(2)につづく




