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CS放送、DVD、ドラマ、映画… 今秋、昭和作品が続々登場 (1/2ページ)
今秋、エンタテインメント界で、大きな昭和ブームが起きている。CS放送「スカイパーフェクTV!」が11月から、「大昭和祭り〜昭和を彩ったヒーロー・ヒロイン」(〜31日)を開催。出版やDVDでも昭和特集が組まれている。団塊の世代が大量に定年を迎えて昭和をなつかしむ需要が多いのにくわえ、若者もデジタルにはないアナログの“重み”に共感している。
スカパーは、エンタテインメント系やスポーツ系番組で、月光仮面や白馬童子、歌手の水前寺清子が主演する「ありがとう」、長島茂雄引退試合などヒーロー物、ドラマ、スポーツ特番140作品を順次放送する。
映画では、昭和30年代の東京を舞台にして大ヒットした邦画「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編が12月13日から上映。音楽界では、ソニーミュージック・ダイレクトが昭和にヒットした男性歌手のヒット曲を集めたコンピアルバム「俺の唄」を10月に発売。
出版界では、デアゴスティーニ・ジャパンが、昭和を1年ごとに取り上げて政治からスポーツに至る出来事を解説する分冊週刊誌「昭和タイムズ」を創刊。10月にドラマ「刑事コロンボ」(昭和47〜54年放送)のDVD「刑事コロンボ DVDコレクション」を9月にリリースした。
テレビでは、TBSが時代劇「水戸黄門」シリーズで最も人気が高い東野英治郎主演作を8月から再放送している。
共通して取り上げられている時代は、野球界でONが活躍しテレビでは笑いと人情味のある作品が多く製作された昭和30〜40年代。デアゴスティーニ・ジャパンは「団塊世代の大量定年を踏まえマーケティングをしたところ、高度成長期のトピックが一番需要があった」と強調する。
スカイパーフェクト・コミュニケーションズでは、「デジタルテレビにCSチューナーが内蔵されたこともあり最近は新規加入のうち50代以上の比率が全体の3割になった。昭和の思い出を振り返りたい気持ちが強いのでしょう」とみる。
ネットでは「団塊世代は高度成長期には仕事に時間を取られ、家でゆっくりテレビをみる時間も少なかったので、時間に余裕のできた今当時放送された番組を再びみて、新たにツッコミ入れる楽しみがある」(昭和20年代生まれの男性)との声がある。