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韓国語落語 「辞書に載るまで頑張る」笑福亭銀瓶
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古典落語を日本の落語家が韓国語で演じる、ちょっと変わった演芸の会が25日、東京・御茶ノ水の在日本韓国YMCAで開かれた。
韓国語落語を披露したのは、上方落語の若手、笑福亭銀瓶。時間の数え方を悪用、うどんの代金をごまかそうとして失敗する落語「時うどん」をまず日本語、続いて韓国語で口演するという、変則的なやり方だったが、しぐさをたっぷり入れたわかりやすい落語ということもあって、日韓ほぼ半分ずつという客席から盛んな拍手を浴びた。
銀瓶は神戸生まれの在日韓国人三世。韓国語は全くしゃべれなかったが、6年前に仕事で韓国を訪れたことが転機になった。
「祖国のはずが、外国と感じました。それはなぜかと考えたら、言葉が出来ないからではないかと。日本も祖国ですけど韓国も祖国。ふたつの祖国があると言ってみたい。韓国が祖国と思えないのはさびしい。それには言葉ができないと、と思ったんです」
韓国語を学び、平成17年からは韓国語落語に取り組み、3回にわたって韓国でも公演を行っている。「日本に落語という面白い芸があることを韓国の人にも知ってほしい。向こうの辞書に落語という言葉が載るまで韓国語落語をやりたい」と意欲満々だ。
(栫井千春)
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