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「象の背中」「アフター・ウェディング」 余命を知った男、日欧2作品 (1/2ページ)

2007.10.18 07:58
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 命が終わる日を知ってしまったとき、人は残された日々をどのように生きるのだろうか。くしくも、同じテーマの作品が日本とデンマークで製作され、27日から公開される。邦画「象の背中」(井坂聡監督)と洋画「アフター・ウェディング」(スサンネ・ビア監督)。いずれも、余命を知った中年男性の主人公の生き方を切実に描いている。(松本明子)

 秋元康原作の「象−」は、不動産会社の営業部長である48歳の藤山幸弘(役所広司)が末期の肺がんを告知されるところから始まる。妻(今井美樹)と高校生の長女(南沢奈央)には隠し通し、大学生の長男(塩谷瞬)と愛人(井川遥)には事実を告げることを決めた幸弘。彼が選択した「半年」の過ごし方は、これまでの人生でかかわった何人かの人物に再会し、自分なりの「遺書」を手渡すことだった…。

 重いテーマでありながら、物語は淡々と進み、その背景として家族の在り方、周囲の人たちとの絆(きずな)の深さなどの人間ドラマが浮き彫りにされていく。減量までして役作りしたという役所の迫真の演技も見ものだ。

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