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元気出せ団塊!せんだみつお60歳、18年後の夢は… (1/2ページ)
一発ギャグ「ナハ!ナハ!」でおなじみのタレント、せんだみつおが今年還暦を迎えた。TBS系「ぎんざNOW!」、日本テレビ系「金曜10時!うわさのチャンネル!!」などで黄金期を築いた一方、「ウケない、金ない、仕事がない」という氷河期も味わった。60歳になったせんだは「団塊の世代、もっと元気を出せ!」と叫ぶ。2時間に及ぶ激白をどうぞ。(ペン・長崎右 カメラ・寺河内美奈)
■出発点はリストラ
取材場所に指定された東京都渋谷区の某スタジオ。約束した時間の2時間前に到着したせんだは怒っていた。記者に待たされたことではなく、日本に対してだ。
「自殺者年間3万人強、失業者350万人。こんな国は先進国でも何でもない。自分も含めて愚民の島だよ。みんなどうしていいのか分からない。元気なさ過ぎだよね。私と同じ団塊の世代、もっと元気を出せ! せんだを見なさい。ウケない、金ない、仕事がないけどまだ元気に生きていますよ」
人生は波瀾万丈だ。樺太で生まれ、小学3年のとき、新宿区の伊勢丹の前で児童劇団にスカウトされ、子役として活躍。
中学入学後は芸能活動をやめたが、法政一高進学後に運命の出会いを果たす。友人の紹介で知り合ったのが後に兄弟フォークデュオ、ビリーバンバンとして大ヒット曲「白いブランコ」を生み出す菅原進(60)だった。
進の誘いで、アマチュア時代のビリーバンバンでコンガを演奏するようになるが、22歳で人生初の“リストラ”を味わう。ビリーバンバンのプロデビューが決まったが、レコード会社の意向は進と孝(63)の菅原兄弟による編成。困ったせんだは「ムッシュ中野」という芸名で付き人兼司会者となった。
そして、ビリーバンバンのコンサートを見た当時のニッポン放送ディレクター、上野修さんに同局「ワイドワイドサンデー」のリポーターに大抜てきされる。
■ラジオで黄金期
「坂本九さんがメーンパーソナリティーで、僕はラジオカーに乗って街頭インタビューするんだけど、最初は何もしゃべれなかった。そしたら上野さんに『ラジオは音だけなんだ。目で見て頭で考えてから口に持ってくるな。目で見たらすぐに口に持っていけ』って怒られた。あのときの経験が僕の今の芸風につながっているのかな」