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「織田三十郎」は人間臭く…ヒット祈願、椿大神社を参拝

2007.9.29 03:55
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 俳優、織田裕二(39)が28日、主演映画「椿三十郎」(森田芳光監督、12月1日公開)のヒット祈願で三重県鈴鹿市の椿大神社(おおかみやしろ)を参拝した。故黒澤明監督、故三船敏郎主演のオリジナル版(昭和37年)への敬意を示し織田版は「人間臭さを重視した」と報告。一方、主演映画「踊る大捜査線2」で持つ実写邦画歴代興収首位の記録更新には「考えていない」と謙虚に話した。

 “名前で客を呼べる俳優”の異名を持つ織田が芸能上達の神を祀る地でさらなる精進を誓った。

 この日は先に同所で試写会が開催され、上映終了後、観客約120人にあいさつ。初の一般試写とあって反応が気になるらしい織田は「どうでした?」と何度も質問。ほとんどが女性客で黄色い大歓声と拍手で返答されると安堵の笑顔。参拝では一転し、終始真剣な表情を浮かべた。

 参拝後の会見で、世界のクロサワ&ミフネコンビ作のリメークへの挑戦に「三船さんにはシビれちゃって大好きで単なる一ファンです。黒澤さんのリメークなんて、誰も手をつけたくないと思うけど僕、今年デビュー20周年で節目の作品に出会えたらと思っていた時に監督から話をいただいた。監督の熱に応えたかったし、やらなきゃダメだと思った」と心境を吐露。

 上役の不正を暴くために起ち上がった9人の若侍を助太刀する凄腕の浪人・椿三十郎の物語。自身の役作りには「剣豪だけどただの人斬りになりたくなく、弱い人たちを見ると助けたくなる。ハートフルさ、人間臭さを大事にした」と話した。

 正月映画の目玉として全国約400スクリーン以上の規模で公開予定。今年は大作の多い洋画に邦画が押され気味の中、現在、木村拓哉主演「HERO」が27日までに興収52億円を突破し、邦画興収首位とバク進中。織田は「ああいったエンターテインメントと社会派作品と両方あったら(日本映画界にとって)いいと思う。僕は俳優、一観客として両方楽しみたい」。「踊る2」の記録、興収173.5億円超えには「そんな大それたことは考えていません」と照れ笑いだった。

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