経済市場混乱「リスクなし」 FRB新議長初証言 緩和縮小を継続2014.2.12 08:57

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市場混乱「リスクなし」 FRB新議長初証言 緩和縮小を継続

2014.2.12 08:57 海外経済

 【ワシントン=柿内公輔】米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は11日、下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、米経済の拡大が続くとの見通しに立ち、量的金融緩和について「一段と縮小する」方針を表明した。金融市場の変動についても、重大なリスクとはみなしていないとの認識を示した。

 3日に就任したイエレン氏は初の議会証言に臨み、米経済の強化と金融政策の透明化を進めたバーナンキ前議長の路線を継承し、「雇用の最大化と物価の安定」に取り組むとした。

 イエレン氏は、自身を含めた米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの見解として、「米経済と雇用は今年、来年と緩やかに拡大する」と予測。とくに労働市場と物価についてFRBの見通し通りに改善が続けば、今後数回のFOMCで「(米国債などの)資産購入のペースを一定の規模で一段と縮小するだろう」と述べ、量的緩和の縮小を継続する姿勢を示した。

 また新興国経済の先行き懸念に伴う金融市場の混乱については、注視しているとしながらも、「米経済に実質的なリスクは及ぼさない」と指摘。現状では量的緩和縮小の足かせにはならないとの見方を示した。

 ただ、イエレン氏は雇用の改善は不十分で、失業率のほか長期失業者などにも目配りする必要性も強調。資産購入の縮小は今後の経済動向に左右され、量的緩和終了後も事実上のゼロ金利政策を「相当長期間維持するのが適切」とした。

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