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経済
【from Editor】SNSで生まれる交流の輪
高校の同級生たちと最近、月に1度ほど顔を合わせるようになった。昔話に花を咲かせるためではない。120年近い歴史を持つ母校の卒業生が東京で集う一大イベントの幹事として、来秋の本番に向けた準備に取り組んでいる。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブックは、いまや連絡手段として欠かせない存在になった。メンバーの発言をリアルタイムで共有し、会合の告知や出欠も素早く行き渡る。写真や動画の閲覧に加え、ファイルのやり取りも可能だ。実名登録の交流サイトながら「秘密の部屋」という仕組みを利用すれば、第三者を気にせずに仲間だけで情報を交換できる。
ほぼ同時期に仕事でもSNSに向き合うことになった。産経新聞の僚紙フジサンケイビジネスアイの公式ツイッターとフェイスブックを10月に立ち上げ、ツイッターでは140文字以内の「つぶやき」を発信し続けている。固定読者の「フォロワー」はまだ約1500人と多くはないものの、中東の独裁体制の崩壊を後押ししたこのツールのパワーは実感している。情報の拡散スピードと範囲の広さは、紙媒体やニュースサイトが持ち得ない特性だろう。
例えば米アップルの新型スマートフォン(高機能携帯電話)の料金設定をめぐり、ソフトバンクが会見を開くことをつぶやくと、追跡ツールの解析では約360人が直接転載し、次々と転載の輪が広がることで最終的に約20万人に情報が届いた。また、次期アイフォーンをめぐる一部報道が否定されたというつぶやきは約640人が直接転載し、24万人強に伝わった。しかも、あっという間に。
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