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【ねっと系】融合するITとブランド プラダ携帯 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:ケータイ・PHS
一方、プラダ携帯は、プラダとLG電子がイタリアと韓国を行き来してゼロから共同開発し、外観も機能もすべて新しい端末を作り上げた。
プラダがなぜ携帯? プラダ・グループのジャコモ・オヴィディ・ビジネス開発ディレクターは産経新聞のインタビューに対し、「携帯電話は感性に訴えるものだから」と強調した。主力商品の洋服、バッグ、アクセサリーと同じように、携帯電話も一日中持ち歩き、多くの操作やコンテンツを体験する。その意味で、感性に問いかける製品だという。
また、プラダは以前から技術の進歩に関心を示し、ハイテクのイメージをデザインやマーケティング戦略に取り入れてきた。自社ブランドの携帯を手掛けるのは、先進的なイメージを高める狙いもあるようだ。
ではLG電子がプラダと組む目的は? 馬暢敏(チャン・マ)マーケティング戦略担当バイスプレジデントはインタビューで、「プラダはデザインに対し強い哲学を持っている」と語った。プラダとタッグを組むことで、自社製品全般のデザイン性を高めることを狙う。
プラダ携帯は販売戦略もひと味違う。展示や広告の見せ方に徹底してこだわり、値引きや乱売を認めず、リッチな層の購買意欲を刺激。高級ブランドのマーケティング手法を初めてIT製品に持ち込み、優越感や、プラダの世界観まで演出する。
日本の携帯電話市場はAQUOS(アクオス)、VIERA(ビエラ)など薄型テレビのブランドが花盛り。しかし“本物”のブランドを堂々と掲げたプラダ携帯の志は、はるかに深遠だった。



