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ネット犯罪の被害額20兆円に
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【サンフランシスコ=USA TODAY(ジョン・スワルツ)】ネット犯罪が後を絶たず、影響が拡大している。コンピューター警備会社F−セキュア社のミッコ・ヒッポネン主任研究員は「被害額は麻薬取引、資金洗浄などに匹敵する2000億ドル(約20兆円)規模」と推定する。
10年前まで国際犯罪といえば、麻薬と資金洗浄だった。国際刑事警察機構(インターポール)の年間予算も1億200万ドル程度しかなかった。しかし、現在はデータの窃盗、金融詐欺などがグローバル産業に成長しているという。
このため、消費者の電子取引への信頼感が低下してきた。THSソフレス社の調査で、米国民の60%が銀行口座のパスワードを盗まれるとの危機感を持っており、38%がオンラインでの支払いに不信感を持っていることが明らかになっている。
銀行口座は闇のコンピューター・サービス市場では最も多い取引物件で、昨年下半期には全取引の22%を占めたという。
破壊工作ソフトも多く出回り、ユーチューブのビデオで宣伝している不届きなハッカーもいる。
セキュアワークス社のドン・ジャクソンさんは「アルバニアのグループがコンピューターに侵入。データを盗まれ、破壊ソフトを植え付けられた企業もある」とネット犯罪のグローバル化を指摘している。
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