ニュース: 経済・IT RSS feed
【ねっと系】進め! 海のブロードバンド 5社が実証実験 (1/3ページ)
三井造船ら船舶・通信関連企業5社が、船舶向けの高速大容量(ブロードバンド)通信サービス提供に向けた実証実験を進めている。船舶需要が世界的に高まるなか、陸上から航行を制御したり、各種の情報を分析し燃料を効率的に使える航路を確保したりすることが目的だ。また、日本人船員不足を背景に外国人船員が船を操るケースも増えており、安全確保の観点からも船舶向けのネット技術の重要性が高まっている。
プロジェクトに参加しているのは三井造船、商船三井、商船三井客船、エム・オー・マリンコンサルティング、JSATの5社。通信衛星を使い、客船「にっぽん丸」をインターネット回線に接続し、船内および陸地との間でブロードバンド環境を構築した。
航行中の船舶から送られてきた各種航行データを地上で分析し、さまざまな運行支援を行うことを目的としており、5社は今年末まで行われる同実験の成果を踏まえ、2〜3年以内に商用サービスにつなげることを目指している。
<背景に船員不足>
5社が新サービスを開発する背景には、船舶需要が高まる一方で、安全確保が難しくなっているという現状がある。