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「初音ミク」が大ヒット 仮想歌姫の音楽制作ソフト
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歌詞とメロディーを入力すると、バーチャル(仮想)アイドル初音(はつね)ミク(16)がかわいらしい声で流ちょうに歌ってくれるパソコンソフト「初音ミク」が発売以来、大ヒットしている。
ソフトを開発したのは札幌市の「クリプトン・フューチャー・メディア」。パソコンで歌詞などのデータを入力すると、録音済みの人の声をもとに合成された歌声が流れる仕組み。抑揚や明暗など多様な表現も可能で、細かく設定すればするほど本物の歌声に近づく。
同社が過去に開発した音楽制作ソフトは、利用者が専門家らにとどまっていたが、「初音ミク」発売に当たり「バーチャル・アイドルをプロデュースする」ソフトと性格付け。パッケージなどに描くミクを16歳、身長158センチ、体重42キロと設定し、声には声優、藤田咲さんを起用した。
平成19年8月の発売直後から、オリジナル曲をインターネット上のサイト「ニコニコ動画」などで発表する人が続出し、大きな話題に。同種のソフトは通常、1000本売れれば成功だが、約2万5000本を売り上げる空前のヒットに。
同社の伊藤博之社長は「このソフトが眠っていたクリエーターの才能を生かすきっかけになったらうれしい」と話している。

