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【インタビュー】ウィルコム・喜久川政樹社長(3)2015年末までに2000億円投資 (1/3ページ)
Q.今の基地局の何を変えれば、次世代PHSになるのか
A.(他陣営は)基地局設置場所を確保することにものすごく苦労している。われわれはすでにそれを確保している。また、無線の仕組みは、単に無線機を置けばいいだけでなく、有線通信のバックボーンが必要。それも設置されているし、今年度から現世代のために光ファイバーに置き換えていく。次世代通信が始まる時には、場所もあるし光ファイバーも敷かれている。
まず、最初に、データ通信の利用が多い地域の基地局に、次世代PHSの新しい基地局を併設していく。これが第1段階。その次に、古い基地局を替える時に、現世代の機能と次世代の機能を一体化したデュアル基地局を置いていく。どうせ年間数百億円かけてやらなければいけないことだが、設備更改の中で、非常に広いエリアで次世代のネットワークが構築できるプランになっている。これをゼロからやろうとすると、大変だ。われわれは年間1万局から、ピークで4万局設置した実績がある。
Q.投資額は
A.トータルで、2015年末までに大体2000億円。大体全国の90%をカバーする時期が2012〜13年なので、そこでの総投資額で出した。年間なら数百億円。KDDIさんは1440億円と言っていたが、あれは2013年度までだ。そこで切れば、うちも一緒。われわれもコストが安いことには自信があり、(KDDIに)まったく遜色ない。事業の展開スピードはうちが一番早いと思っている。マーケットニーズが早く花開けば、前倒しすることも検討している。今回の申請計画は、絶対に事業化できる計画を作っている。人に頼み込んで金を持ってこなくても、自分の資金で十分にできる。十分に調達能力がある。われわれは3000〜5000億円くらい銀行から借りられるので、需要があって収入が見込めれば前倒しもできる。

