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【時代の風 NPOの人びと】にぎわいのビジネス街、広がる夢 大丸有エリアマネジメント協会 (2/2ページ)
「都市再生」を掲げた石原都政、小泉内閣の誕生で行政からの追い風を受けて再開発の動きは順調に推移。そんななか懇談会の中から「この地区で働く人や訪れる人の声を吸い上げるための継続的な組織が必要」との声が上がり、これを受けて02年5月に設立されたのが同協会だ。9月にはNPO法人の認証を受けた。
観光客などのために街の歴史などを案内する「丸の内ウォークガイド」や、主にOLを対象にしたセミナーの開催など活動を展開。ビルの再開発で生まれた公開空き地も、以前は規制で縛られていたが、同協会が都の「しゃれ街条例」に基づく団体として登録したことで、イベント開催やオープンカフェの営業が可能となった。
その一方で悩みは財源問題。会員からの会費だけでは心もとなく、そこで検討しているのが広告事業だ。「この地区は屋外広告物条例で容易に広告が出せないが、外観やコンセプトが街の雰囲気を損なわないものに限り、協会が窓口となって広告を出してもらい、その収入をまちづくりの活動に還元していきたい」と広野理事。
これまで丸の内が中心だった再開発事業も今後は大手町や有楽町に移り、同協会の活動も一段と活気づきそうだ。「この地区を訪れる人、働く人、憩う人に夢と感動を与えたい」。そんなまちづくりがさらに広がりを見せていく。(原口和久)
◇
■大丸有エリアマネジメント協会
▽所在地=東京都千代田区大手町1の6の1 大手町ビル635区
▽電話=03・3287・5386
▽設立=2002年5月
▽活動内容=大手町・丸の内・有楽町地区を中心とする都心エリアで街を活性化させ、多様な参加・交流の機会を創造する
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