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直嶋経産相がGDP公表でフライング
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直嶋正行経済産業相は16日午前、石油連盟(会長・天坊昭彦出光興産会長)との懇談で発表前の7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値を漏らした。午前8時から始まった懇談の冒頭のあいさつで「前期(4〜6月期)比1・2%増はいいようにみえるが、まだまだ戻りきっていない」などと述べたという。特定の業界団体だけにGDP速報値を明かしたことで、市場から不信感をもたれることは避けられない。
1・2%増は物価変動を除いた実質の伸び率。午前8時50分に発表が予定されていた。直嶋経産相は、数字を披露したうえで「表面的によくみえるが、いま8割経済といわれる」など水準が低いことを強調。中小企業を中心に経営環境が厳しいことを挙げ、経済対策の重要性を説明した。
GDPの速報値は今後の金融政策や財政運営を決める際の重要な指標。国債市場や外国為替市場の円相場、株式市場などにも影響することから、「抜け駆け」がないよう厳密に管理され、8時50分の時報に合わせて発表される。
懇談は直嶋経産相ら経産省幹部と石油連盟の幹部が出席。午前8時から同9時過ぎまで行われ、主に業界からの要望を聴いた。

