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ある?ない? 今後10年で金2000ドル
最高値水準で推移している金相場の先行きをめぐり、1999年からの商品相場上昇を予測したことで知られる著名投資家ジム・ロジャーズ氏=写真(左)=と、世界経済危機を予測した米ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ教授=写真(右)=との間で論争が起きている。
投資会社ロジャーズ・ホールディングス(シンガポール)の会長を務めるロジャーズ氏は4日、ブルームバーグテレビとのインタビューで、金と新興市場の株価はバブルの危険性があると指摘したルービニ教授の見解は間違っていると指摘。金相場は今後10年に2倍になり、少なくとも1オンス=2000ドルに上昇するとの見方を示した。
これに対し、ルービニ教授は同日ニューヨークで開かれた商品関連の会議で、ロジャーズ氏の金相場の見通しを「まったくナンセンス」と批判した。
同教授は「金をそれほどの高値に押し上げるようなインフレや不況に近い状態は存在しない」と指摘。投資家が缶詰製品を買って丸太小屋に身を隠すような深刻な不況に陥るシナリオなら金を買おうとするかもしれないと述べた。
この上で金相場について「1100ドル近辺には達するだろうが1500ドルや2000ドルという水準はナンセンスだ」と指摘した。中央銀行や投資家がドル下落に対するヘッジ手段として金を購入するとの観測から、ニューヨークの金相場は4日、過去最高値の1098.5ドルに達した。
(ブルームバーグ Asjylyn Loder)
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